子どもがもっている自ら成長する力。自然体験はそれを大きく開花させます。
質の高いチャイルドケア
言葉や身体能力の発達から社会性や想像力に富んだ表現まで、リトルマザーグース保育園の子どもたちは、常に新たな活動や体験を通して自然な成長が促されます。子どもたち自身の強さと興味を基に、未来を切り開くために必要な人間としての確固とした基盤を育成します。
01
英語あそび
【乳幼児からはじめる英語教育】
赤ちゃんの脳は、スポンジのように新しいことをどんどん吸収します。
生まれてから2〜3歳くらいまでの乳幼児期は、耳にした言葉をそのままとらえることができる時期といわれており、日本語に訳さずに英語のまま覚えることが出来ます。
英語に触れる機会をたくさん持つことで、ぐんぐん吸収していくことが期待されます。
日々の保育の中で、歌や絵本、体を動かすダンスやゲームなど、遊びを通して楽しみながら英語に親しんでいくこと。さらに生活の中で、会話に英語をプラスすることによって、耳が慣れ英語がいつの間にか身につけられることを目指します。
02
自然体験活動
【自然とともだちになろう】
・自然の中でたくさんの不思議と出会い、豊かな感性を育む
・自然の中で仲間といっぱい遊び心と体のバランスのとれた発達を促す
・自然の営みに合わせるということ
・自然の中で子ども、親、保育者が共に育ち合うこと
・子どもの力をを信じ、子ども自身で考え行動できる雰囲気をつくる
【北欧式教育方法】
・北欧諸国で始まったとされる森の保育は、森だけではなく、海や畑、公園など広義に捉えた自然体験をするフィールドを指します。北欧式森の保育を基軸とした『自然に触れる体験』をすることで、自然を大切に思う感覚や、『サスティナビリティへの意識』が深まります。子どもたちが五感を使って『自然の循環』を体験し、気づきを得ながら好奇心がどんどん広がって夢中になって遊ぶ楽しい時間こそが、子どもの成長の原動力になるのです。0歳からはじめられる自然体験活動は、野外を中心とした自然散策や遠足、食事、お昼寝も自然の中で行い様々な体験をする機会を設けていきます。
03
モンテッソーリメソットを取り入れたあそび
■モンテッソーリメソット・・・1,2歳児向けの一例
1、【通す】ビーズのモール通し
2,【すくう、はさむ】あけ移し+色合わせ スプーン→トング→ピンセットを使用
3,【はがす】マジックテープはがし
4,【つまむ】ルーピング汽車、型はめパズル
5,【日常生活】ボタンのかけ外し、ハサミの練習
6,【音の聞き分け】雑音筒
7,【会話、想像力】おままごとセット
8,【想像力】ポケットキューブ
9,【記憶力】キーナーメモリー ペアカード
10,【空間認識】カタミノ
11,【想像力、空間認識】マグビルド
12,【ねじる、叩く、回す、組み立てる】大工さん
13,【積む】積み木
14,【線上歩行】
などなど・・・
【線上歩行のねらいと意義】
線上歩行とは、その名の通り「線の上を歩くこと」。
線の上に足を踏み出して、出した足のつまさきに、もう片方のかかとをくっつけるように一歩ずつ丁寧に歩いていきます。
乳幼児期はまだ体の軸もしっかりしていないので、ふらふらしがちですよね。
集中して一歩ずつ線からはみださずに歩くのは、1,2歳児には難しいですが、
線上歩行を少しずつ練習することで
・体の中心線がしっかり育つ
・注意力
・集中力
・自己コントロール
・平衡感覚
などが身につくと言われています。
~動作のねらいと意義~
【通す・すくう・はさむ・はがす・つまむ】
親指、人差し指、中指の3本指は「突出した脳」といわれています。
この3本を使った動作をする時、脳神経への電気信号が
最も多く流れることがわかっているからです。
ビーズ通しは3本指を駆使した遊びで、
脳の発達に良いとされています。
【あけ移し】
一方の容器からもう一方の容器へ、
道具を使って物を移動させるあけ移しは、
-
手首の動きを知る
-
(スプーン)ご飯をこぼさず食べられるようになる
-
(ピンセット)鉛筆やお箸を持つ準備ができる
などの効果があります。
ねじる、叩く、回す、組み立てる】
・0.1歳・・叩く、押す、並べる、ネジ
釘などのグループ分け
・2歳・・ねじる、回す、引っこ抜く、
ボタンのかけ外し
・3歳・・組み立てる
1歳前後から「握る」「落とす」など手のひら全体を使う動きができるようになったら、次は「持ちながら移動させ穴を棒に通して落とす」動きへとステップアップです。
また線上歩行をすることで、気持ちが落ち着く効果も。
線上歩行はリハビリ施設や、療育などの施設で行われることもあります。
当園では線上遊戯の時は静かなゆったりとした曲を流しながら行っています。
~大人だって意外とむずかしい!~
04
リズム体操・ロールマットの取組み
登園では、リズム体操とロールマットを取り入れています。
■リズム体操…血液の流れを良くし、脳を活性化させる効果があります。脳中枢神経の発達は6歳頃までに大人の約90%に及ぶと言われ、乳幼児期に運動神経と感覚神経、両方の発達を促すこのリズム遊びを毎日行うことで子ども達の健やかな発達の可能性を拓いていきます。体をほぐす、表現力(体全体を使う)、運動機能を高める、発達を促すを目的としています。
■ロールマット…ロール状にしたマットの上にうつぶせや仰向けで寝て、職員の手のひらを使い、身体の緊張をゆるめていく遊びのことです。マットの上で身体の緊張をゆるめることで、身体のゆがみの軽減や脱力を促すことができ、マットから回転することによって全身の血流を良くするものです。股関節の動きをほぐしたり、両手が反射で出るか、左右差は無いかなど体のバランスを整える効果も期待できます。
0歳児から簡単に取り込むことが出来るので、毎週実施しています。
【ロールマット】
・脱力しているか
・背骨がまっすぐか
・足や腕の長さは同じか
・緊張の入り具合
・筋肉の硬さ柔らかさ
・鎖骨の下に凝りはあるか
・手のひらが開いているか
・両手が反射で出るか
・頭や顎をひいているか
このようなチェックをしながら行っていきます。
【リズム体操】
・柔軟性を培い、しなやかでケガをしにくい身体をつくっていきます。
・指先が足の親指まで自らコントロールできるようなリズムの動きから脳へ働きをたすけていきます。
・ピアノの音に合わせて足親指を意識しながら寝返り運動を行います。腰の柔軟性と「聞く力」を育てるリズムです。